河村名古屋市長の導水路容認 『方針転換』に抗議する
 記者会見する3団体代表
2月14日河村たかし・名古屋市長は突然「導水路事業容認への方針転換」を表明しました。
徳山ダム導水路事業の中止を求める「導水路導水路はいらない!愛知の会」「長良川市民学習会」「徳山ダム建設中止を求める会」3団体は2月16日河村市長の導水路容認の方針転換に討議する「抗議文」を発表しました。
 抗議文を提出する粕谷志郎代表
2月17日午前、3団体は名古屋市政記者クラブにおいて記者会見したあと、市長室を訪問し抗議文を提出しました。
この行動には、岐阜からも市民が駆けつけました。この様子は新聞各社、TV(NHK、CBC、東海テレビ)が大きく取り上げました。
抗議文はここをクリックしてご覧ください。
*3団体は、当面の行動として
凍結で「忘れ去られていた」導水路問題のおさらいと河村市長の「方針転換」の愚を追求する、学習・討論集会を開催することを決めました。
日時会場は、下のように事務局で決定しました。(詳細が固まり次第あらためてお知らせします)
●日時:3月18日(土)午後 開始終了時刻は後日お知らせします。
●会場:東別院会館(蓮・橘) 名古屋市中区橘2丁目8−45(地下鉄「東別院」駅から徒歩2分)
[2023/01/31]
ニュース38号を1月31日に発行しました。
内容は、本ホームページの「バックナンバー」欄(左)でご覧ください。
なお紙ベース(パンフレット版)で、読者となりたい方には無料でお届けします。
希望される方は、mutohitoshi@yahoo.co.jp まで、お知らせください。
[2022/10/10]
メディコスまつり〜フム・ドキ・ワイワイ〜に出展
10月10日(祝)岐阜市メディコスまつり〜フム・ドキ・ワイワイ〜に「よみがえれ長良川」ブースを出展しました。
会場は終日家族ずれの市民などでにぎわいました。
よみがえれ長良川実行委員会は「河口堰の開門、導水路中止」をアピールするためにブースを開設。
「長良川のかわいい魚が泳ぐ水槽」を真ん中に、「長良川クイズ」企画しました。
多くの人が立ち寄り大好評!181名の回答が寄せられました。
あなたは、正解が出せるかな?右の写真をクリックしてください。
[2022/7/9〜13]
パネル展「よみがえれ長良川2022」に約700名の市民が参加
河口堰閉鎖(1995/7/6)にちなんで、7月9日から13日ぎふメディアコスモスにおいてパネル展「よみがえれ長良川2022」を開催しました。
100点を超える写真・パネル、漁具などの展示で市民に強い関心を広げました。図書館のついでなど通りがかりの市民も多く、約700名が入場。
期間中同会場で開催された増田康記さんのミニコンサート、写真家伊藤孝司さんのお話、長良川漁師平工顕太朗さんのトークなどの企画も好評で、388筆の「長良川に寄せる」市民の熱い感想文がよせられました。
◆会場の詳しい様子は、ここをクリックしてご覧ください。
[2022/06/09]
岐阜県に「長良川の環境改善を求める」要請行動を行いました。
6月9日よみがえれ長良川実行委員会は、「長良川河口堰の開門調査の実施に向けた検討」など6項目からなる「長良川の環境改善を求める」要請を岐阜県に対して行いました。
参加者は中川裕子県議含め11名でした。
県側は、岩井聖河川課長はじめ6名が対応しました。
昨年から実行委員会に参加した横越「遊水地」問題学習会の野津牧代表は、会が配布した住民向けチラシ等を提示して、地元自治会は国の説明に納得できず着工に同意していない状況などを訴えました。
実行委員会の要請に応える事項はありませんでしたが、要請団の訴えを聴く姿勢は感じられました。
◆ 2022.6.9長良川の環境改善を求める要請書
◆ 横越「遊水地」問題住民向けチラシとリーフ
◆ 要請行動を報道した新聞記事
[2022/05/21]
長良川下流域環境観察会を行いました。
5月21日長良川下流域環境観察会を開催しました。雨雲が広がる下での観察会でしたが、計画通り観察できました。参加者は定員いっぱいの20名。
午前の河口堰下流側(河口から約4q)の川底の採泥試験結果は下表のとおりでした。河口堰のある長良川の川底に約2mの層のヘドロが堆積している状況がよくわかります。
午後は、河口から約10qの長良川−揖斐川の背割り堤において、同条件の「カニ採取」で両河川ヨシ原の環境比較をしました。揖斐川では130匹(ベンケイガ二雌60・雄51、クロベンケイガニ雌7・雄12)採取。
河口堰がない木曽川の水辺観察
一方長良川では1匹の姿も見えませんでした。
数年前までかろうじて生き永らえた長良川のカニもついに死滅したようです。
また、河口堰のない木曽川の水辺では、長良川で姿が見られなくなったイトメ、タコノアシ、アマモが観察できました。
[2021/11/06]
長良川河口堰環境調査を行いました。
コロナ禍で恒例の5月の市民参加の環境観察会ができませんでしたので11月6日に事務局で「環境調査」を行いました。
川底はヘドロがたまり、ヨシ原のカニの姿も消えました。
環境悪化は進んでいます。早く開門を!
◆ 長良川河口堰環境調査結果(2021年11月6日)
[2021/7/5〜7/18]
パネル展「よみがえれ長良川2021」大好評でした。
7月5日(月)〜18日(日)ハートフルスクエアG 2階通路北壁面においてパネル展「よみがえれ長良川2021」が開催されました。
1995年7月6日河口堰閉鎖から26年、生物多様性COP10から11年。
長良川の現状と魅力を、再確認していただこうとするもので約40点のパネルを展示するとともに、写真家篠田通弘さんの作品や、長良川漁師大橋修さんの漁具、高橋恒美さんの協力による「鮎鮨街道」の展示もあり、彩り豊かで内容の濃いものとなり大好評でした。
  えほん長良川のコーナー ウナギ漁の漁具「うげ」
  環境報告書のコーナー 鮎鮨街道のコーナー
● 新聞記事(中日新聞、岐阜新聞、しんぶん赤旗、ぎふチャンDIGITAL)PDF(926KB)
CBCラジオ「つぼいノリオの聞けば聞くほど」でも紹介されました。
[2021/06/04]
「長良川の環境改善を求める」岐阜県要請行動
6月4日岐阜市ではコロナ緊急事態宣言発令中、そして当日は強い雨で要請行動ができるか危ぶまれましたが、予定どおり県庁議会棟において午前11時より行動が行われました。
県側は、鈴木河川課長はじめ5名が、要請団は、中川裕子県会議員を含め9名でした。
美濃市から横越「遊水地」問題学習会代表の野津代表と事務局の堀さんが参加されました。
オオサンショウウオに関わる環境問題など現場の状況を資料配布しながら説明され、地元の要望を具体的に訴えられました。
河口堰については、「弾力的運用を要請する」、導水路については「事業継続を求めていく」など、全く県民の声に耳を傾けない姿勢を変えようとしませんでした。
● 長良川の環境改善を求める要請書(PDF:221KB)
● 横越「遊水地」問題学習会が岐阜県に提出した資料(PDF:1.5MB)
● 新聞記事(PDF:469KB)
[2020/11/15]
シンポジウム「よみがえれ長良川2020」に80名の市民が参加
コロナ禍で延期しておりましたシンポジウム「よみがえれ長良川2020」が11月15日(日)ぎふメディアコシモスにおいてに開催されました。
約80名の市民が参加。他にZoomでの参加もありました。
長良川流域で育ち河口堰建設反対運動を知らない大学生も参加し、「長良川の流域と世代を繋ぐ」、河口堰閉鎖25年にふさわしいシンポになりました。
シンポの様子は、下記の「YouTube」でご覧になれます。
● 基調講演

● パネラー討論

● 新聞報道記事はこちら(PDF:800KB)
[2020/9/27]
秋晴れのもと長良川下流域環境観察会を実施しました
今年の観察会は、コロナ禍で5月開催を断念し、9月27日に開催しました。湿地のグリーンウェーブの位置づけは変わりません。
観察指導は元長良川下流域生物相調査団の千藤克彦先生。秋晴れの下、参加者は13名でした。
7月の連続降雨・洪水でゲート全開時間が長かった影響か砂の堆積が顕著でした。
観察結果は2020長良川下流域環境観察会報告をクリックしてご覧下さい。
[2020/9/18〜10/2]
「長良川河口堰閉鎖25年」パネル展を開催
河口堰が閉鎖されて25年。
環境、漁業はどうなった?河口堰は利水施設として役立ったのか?市民に考えてもらおうと「よみがえれ長良川」実行委員会が、ハートフルスクエアG1階通路壁面において「長良川河口堰閉鎖25年」パネル展を9月18日〜10月2日に開催しました。
市民が感想を貼り付けるパネルには「長良川を愛する」気持ちがいっぱい溢れていました。
右の写真をクリックすると展示されたパネルがご覧になれます(一部データ化できないものは除く)。
◆ パネル展の新聞記事
[2020/08/30]
愛知県民講座「長良川河口堰と生物多様性」が開催されました。
8月30日(日)ウインクあいち において 愛知県長良川河口堰最適運用検討委員会主催で県民講座「長良川河口堰と生物多様性」が開催されました。
各世代と川・海を繋ぐ視点の興味深い議論となりました。
コロナ禍のもと参加できなかった方が多かったと思います。
◆ 動画で是非ご覧下さい。
[2020/08/27]
「長良川の環境改善を求める」岐阜県要請行動を行いました。
 鈴木宏一郎河川課長に「要請書」を 手渡す粕谷志郎共同代表
例年5月に行っていた「長良川の環境改善を求める」岐阜県要請行動を、コロナ禍のもと今年は8月27日にソーシャルデスタンス確保とマスク着用のもとで行いました。
要請団は10名、県側6名でした。
ことしは美濃市横越「遊水地」関連の地域の方も参加されました。
要請項目は、河口堰の開門調査、導水路事業の中止、環境無視の河川工事の中止、横越「遊水地」の強行反対、内ヶ谷ダム建設の再検討などです。
◆ 要請書
今年、河川課長が替りましたが回答は、単に国の下請けとしか思えない、岐阜県として長良川をどうするのかという姿勢がはっきりしないものでした。
◆ 要請行動を報道する新聞記事
[2020/01/11-12]
あいち・なごや生物多様性EXPOでアピール
 よみがえれ長良川ブース
ステージでアピール プレゼンテーション
生物多様性COP10から10年。1月11、12日名古屋国際会議場で「あいち・なごや生物多様性EXPO 」が開催されました。
よみがえれ長良川実行委員会は「河口堰のゲートを開けて、長良川をよみがえらせましょう!」とブースの出展、ステージでのプレゼンテーションでアピールしました。
プレゼンテーション「よみがえれ長良川」は、クリックするとご覧いただけます。
◆ プレゼンテーション資料「よみがえれ長良川」
(pdf:10MB)
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