[2024/09/12]
導水路「公開質問状」を中部地整に提出しました。
9月12日、よみがえれ長良川実行委員会は国土交通省中部地方整備局長に対し、木曽川水系連絡導水路事業に係る公開質問状を提出しました。
地方での事業「検証」を終えましたが、検証の中で出されている多くの疑問に答えないばかりか、突然2.55倍にまで事業費を引き上げた工事内容の変更について全く説明しないまま国が「議業継続」発表を行ったことに抗議し行ったものです。
提出行動の前に庁舎前で抗議のスタンデングを行い、その後10名が参加して「質問状」を後藤功次環境河川課長に提出しました。
♦ 説明に使用したパネル
♦ 当日の行動を報道した岐阜新聞記事
[2024/08/28〜30]
愛知県長良川河口堰最適運用検討委員会がプサンを訪問
k-waterプサン支社 会議室にて
愛知県の検討委員会は、釜山市を訪問しナクトンガン河口堰を視察しました。
当会の武藤は、検討委員として参加し、29日k-water(水資源公社)プサン支社で開かれた「報告・交流会」で長良川河口堰開放に向けたNGOの活動を報告しました。
左3人目から李釜山市環境水政策室長、 小島座長、田村水資源監、武藤検討委員 (プサン広域市庁にて)
30日は釜山広域市庁を訪れ、釜山広域市と愛知県の河口堰を通した今後の交流を確認し合いました。
[2024/06/29〜7/1]
パネル展「よみがえれ長良川2024」に600人を超える市民が来場
「磯貝政司写真展」「矢田勝美作品コーナー」に加え魚やカニと触れ合う場も設け、地域の市民団体のみなさんなどの協力も得て開催しました。
3日間(6/29〜7/1)の短い開催でしたが、図書館やメディアコスモス利用者が多く600名を超える市民が参加しました。約4割が20歳以下でした。
「クイズ長良川」には、294人の回答がありました。パネルを見ながら「正解」を見つけようと、家族で真剣に相談している姿はとても印象的でした。
河口堰を知っている人も知らない人も、何とか「よい長良川にしよう!」との思いがとても伝わる3日間となりました。
来年はゲート閉鎖30年です。この市民の思いとエネルギーを、開門調査に繋げましょう。
◆ 「クイズ長良川」回答結果
◆ パネル展会場の様子と岐阜新聞報道記事
[2024/06/10]
岐阜県要請で県は何も答えませんでした
要請書を受け取る真鍋課長(左側)
6月10日、岐阜県要請行動を行いました。新年度に入る時期、恒例のものとなりました。
県の回答は、私たちの要望に応えるものでなくても考え方を出し合えるものでした。
マスコミでも論議の内容が報道されるので意義はありました。
しかし、今年、対応した真鍋将一河川課長(着任した昨年は体調不良を理由に欠席)は、回答をはぐらかし「まったく何も説明しようとしない」とても無礼なものでした。
来年は、古巣の国交省に戻られるのでしょうか?岐阜県はしっかり市民に向き合ってほしいです。
◆ 長良川の環境改善をもとめる要請書
◆ 岐阜新聞(6/11)の報道記事
[2024/06/02]
長良川下流域環境観察会に19名が参加
6月2日、曇りのち晴れ。絶好の観察日和となりました。今年は、初参加の人が多く、親子参加も3組ありました。
3日前まで、出水で30時間40分「全開」状態の河口堰でしたが、堰下流側で採取した泥は、表面は薄く砂で覆われていましたが中身はやっぱり真っ黒なヘドロでした。
酸化還元電位も ‐190mV でシジミが生きれる状況ではありませんでした。
◆ 観察会を報道した新聞記事
[2024/05/17]
徳山ダム導水路事業費2.5倍増に抗議
緊急の呼びかけに応え「検討の場」会場前で 抗議行動する市民(5月17日)
木曽川水系連絡導水路事業の検討の場第8回幹事会(3月28日)が開催され、事業費2.5倍の増額と工期の大幅延長が突然提案されました。
検証のとりまとめを急ぐ国・事業者は、5月17日第2回「検討の場」を開催。
本省へ上げる「検討報告書」の(素案)を提案し、形ばかりの地方の意見を聴くフローを確認しました。
私たちは、市民を無視したこの国・事業者の進め方と、各自治体の「腰抜け」に怒り、緊急に「検討の場」会場前で抗議行動をしました。
この日の夜のCBCテレビは、私たちの行動を報道しました。
◆ 木曽川水系連絡導水路事業の検証に係る検討 報告書(全文)
[2024/05/14]
[岐阜市に要請行動を行いました
奥田泰史環境保全課長に要請書を 渡す粕谷志郎共同代表
「釣り堀問題」を「長良川の環境を守る要請」の第1項目に掲げ5月14日に要請行動を行いました。
市側とやり取りして驚いたのは、環境保全課がこの「釣り堀」設置を全く知らされていなかったとのことでした。
岐阜市政においては長良川は「観光」「水産」の経済資源であって「魚類」や「環境」の保全の視点がまったくない実態に暗然としました。
◆ 長良川の環境を守る要請書
[2024/05/09]
愛知県水産試験場でレクチャーを受けました
5月9日愛知県水産試験場漁業生産研究所をよみがえれ長良川実行委員会8名で訪問し中村元彦さんからレクチャーを受けました。
そのレポートは、長良川市民学習会「ニュース40号」の伊勢湾から長良川を見直しました(粕谷)でご覧ください。
レクチャーを受けた後、試験場近くの豊浜漁港を見学し山本昌弘豊浜漁協組合長らと懇談しました。
[2024/03/31]
3/31シンポジウム「海と川」をビデオ動画でご覧ください
3月31日に開催しましたシンポジウムは、100名を超える満員の参加者で成功させることができました。
参加者からは「伊勢湾の厳しい状況に驚いた」「海と川のつながりが良くわかった」などの声が寄せられました。
後段の討論の部分を除いてビデオ配信しました。
以下のYouTubeでご覧ください。
シンポの様子は、岐阜放送「ぎふチャン」の22時のニュースでも報道されました。
[2024/03/09]
愛知県民講座「長良川河口堰の最適運用について〜韓国・洛東江の先進事例から学ぶ〜」
3月9日(土)愛知県長良川河口堰最適運用検討委員会主催の県民講座がありました。
ナクトンガン河口堰3年の試験開門を経て2022年2月常時開門。現在の状況報告です。動画で報告します。
ナクトンガン環境NGO、元釜山市職員、k-water(韓国水公社)職員、藏治委員の報告です。
次に3人の報告を受けて、愛知県の検討委員の質問に答える形での討論です。
本音の議論が聞けて貴重な動画です。最後少し画像が尻切れトンボになってしまいましたがご容赦願います。
右の写真は、シンポジウムのあと大村知事と韓国のみなさんと愛知県の検討委員の面談の際の撮られたものです(FB「大村ひでのり」より)。
左から2番前が元釜山市職員パクさん、3番目がNGOのチェさん、4番目がK-Water職員のイさんです。
パクさんとチェさんは、本ホームページTOPICS【2016/10/8-11】ナクトンガン河口堰視察と交流の旅でも登場しますが、当会は大変お世話になりました。
[2023/10/08]
メディコスまつり〜フム・ドキ・ワイワイ〜で
子どもたちと楽しみました。
10月8日(日)ぎふメディアコスモスで開催された「フム・ドキ・ワイワイ」によみがえれ長良川ブースを出展しました。
パネルや水槽を設置し、子どもたちと「クイズ長良川」や水槽の魚の鑑賞で楽しみました。クイズの回答者は167名でした。
今年も新たなおさかな博士君が来場。
カワヨシノボリ君でした。昨年は、カネヒラ君。
この子たちの魚への愛情と知識の深さには感服です!
右の魚の写真をクリックすると水槽に登場した魚たちがよく見えます。
[2023/07/05-10]
パネル展 「よみがえれ長良川2023」 に約1,300名の市民が入場
7月5日(水)〜10日(月)ぎふメディアコスモス・ギャラリーにてパネル展「よみがえれ長良川2023」を開催しました。
会場では、
@大橋漁師の漁具
A自然写真家田口茂男さんの「サツキマスのいた川」
B写真家後藤亘さんの「長良川」
の 作品を展示ました。
今年は、「長良川の過去・現在・未来」をテーマに、・河口堰・美濃横越遊水地計画・長良川流域・徳山ダム導水路計画のコーナーを設け、7月8日(土)に説明会も行いました。
7月9日(日)の増田康記さんのコンサートでは、歌声サークル「結」さんも加わり盛り上がりました。
約1,300人の市民が入場し、約500筆の感想が寄せられました。
会場の様子の 写真をアルバム形式で公開 しましたので、ご覧ください。
[2023/06/02]
岐阜県に「長良川の環境改善を求める」要請行動
NHKニュースより
6月2日「長良川の環境改善を求める」要請行動を行いました。
報が出るような大雨でしたが行動には10名が参加しました。
県側は、河川課長代理として上谷伸二河川課技術管理監ほか4名の職員が出席しました。
名古屋市長の「導水路容認」の情勢の中で、マスコミの関心も高く、その日の夕方のNHKニュースでも要請行動が報道されました。
◆ NHK:岐阜NEWS WEB 「木曽川導水路」市民団体が県に中止を要請 をご覧ください。
要請団は、 5項目の要請(長良川の環境改善を求める要請書) を行い、横越遊水地問題では、地元で運動を進める野津さんから 市民むけ学習会資料 が配布され事業の中止を訴えられました。
しかし、県側からは私たちが求める環境保全を重視した河川施策の姿勢は示されませんでした。
[2023/5/28]
長良川下流域環境観察会を開催しました。
5月28日長良川下流域環境観察会を開催しました。
晴天でしたが、午後風が強まる予報があり急遽船による観察は午前としました。
河口堰下流側のヘドロ堆積は相変わらずでした。
午後のカニ採取でも長良川の環境悪化は明瞭でした。
詳細は 観察会報告 をご覧ください。参加者は17名でした。
[2023/5/18]
岐阜市と「長良川の環境保全について」懇談
5月18日岐阜市役所内で、2/14要請書「長良川の環境保全について」懇談しました。懇談に参加した市民は10名。
岐阜市側から対応したのは、鷲見聡環境保全課長、洞口佳久広域事業推進審議監ほか関係職員3名でした。
情勢が大きく変わる中で、 要請書に「追記」 したうえで懇談しました。
国土強靭化工事、導水路問題に関しては、「国、県に伝える」を繰り返すだけ、導水路「検討の場」で岐阜市の立場を表明することもできることを、訴えたのですが、理解されたのか心配です。
レッドリスト見直しについても、「科学的なものでなくなった」という指摘に、反論する姿勢を見せませんでした。しかし、今後、生物多様性保全の立場で努力するという意思も明らかにされませんでした。
参加者は、岐阜市当局の無気力感を強く感じました。今後、直接市長に要請することや、議会請願などの行動が必要です。
[2023/4/25
サロン9条で話題提供
4月25日、岐阜九条の会が主催する「サロン9条」において、当会武藤事務局長が「導水路問題」の話題提供をしました。
とても関心が高く、約30名の参加者が「どうしたら長良川に徳山ダムの水を流させないことができるのか?」など、熱心な議論を交わしました。
◆ 配布レジメ(pdf) ◆ プレゼンテーション(pdf)
[2023/3/18]
河村市長の「方針転換」という愚に抗議する
3.18集会に、100名の市民が参加
3月18日(木)名古屋市東別院会館において河村名古屋市長の「導水路容認」に抗議する報告・抗議集会を開催しました。
各地から100名の市民が参加し会場は満員でした。
報告の後、行われた討論では、市長の方針転換に疑問と怒りの意見がたくさん出されました。
今後、どう抗議の声を広げていくのか行動提起も求められました。
◆3.18報告・討論集会 動画
「3.18報告・討論集会資料](修正版)をご覧になりたい方は、表紙をクリックしてください。
岐阜新聞報道記事(2023/3/19)はここをクリックしてご覧ください。
[2023/2/16-17]
河村名古屋市長の導水路容認 『方針転換』に抗議する
記者会見する3団体代表
2月14日河村たかし・名古屋市長は突然「導水路事業容認への方針転換」を表明しました。
徳山ダム導水路事業の中止を求める「導水路導水路はいらない!愛知の会」「長良川市民学習会」「徳山ダム建設中止を求める会」3団体は2月16日河村市長の導水路容認の方針転換に討議する「抗議文」を発表しました。
抗議文を提出する粕谷志郎代表
2月17日午前、3団体は名古屋市政記者クラブにおいて記者会見したあと、市長室を訪問し抗議文を提出しました。
この行動には、岐阜からも市民が駆けつけました。この様子は新聞各社、TV(NHK、CBC、東海テレビ)が大きく取り上げました。
抗議文はここをクリックしてご覧ください。
*3団体は、当面の行動として
凍結で「忘れ去られていた」導水路問題のおさらいと河村市長の「方針転換」の愚を追求する、学習・討論集会を開催することを決めました。
日時会場は、下のように事務局で決定しました。(詳細が固まり次第あらためてお知らせします)
●日時:3月18日(土)午後 開始終了時刻は後日お知らせします。
●会場:東別院会館(蓮・橘) 名古屋市中区橘2丁目8−45(地下鉄「東別院」駅から徒歩2分)
[2023/01/31]
ニュース38号を1月31日に発行しました。
内容は、本ホームページの「バックナンバー」欄(左)でご覧ください。
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