「第5回長良川河口堰の更なる弾力的な運用に関するモニタリング部会」が開催されます。

3月19日 中部地整発表
「第5回長良川河口堰の更なる弾力的な運用に関するモニタリング部会」の開催について
http://www.cbr.mlit.go.jp/kisya/2013/03/1528.html

3月26日(火) 9:30〜11:30
 レセプションハウス 名古屋逓信会館6F

傍聴の事前申し込みは必要ありません。ぜひ傍聴しましょう。

3.20市民学習会に111名の市民が参加

3月20日に開催しました市民学習会「長良川のアユに何が起きているのか?」は会場いっぱいの111名の参加で盛況でした。
年表を使った新村さんの講演は、長良川のアユをめぐる環境の推移をよく理解することができました。
今回の市民学習会では漁協幹部を「語り手」に招くことができ漁協関係の参加者が目立ちました。討論では、ある漁協幹部から河口堰開門調査に向けた取り組みの決意も出されました。

リバーポリシーネットワークの高木さんからは以下のメールが送られてきました。

皆様
昨日の市民学習会とても良かったですね。スタッフの皆様ご苦労様でした。
朝日新聞の岐阜版に記事が掲載されていましたので
添付します。
写真はカラーなので下記のアドレスの記事を見てくださるといいと思います。
http://www.asahi.com/area/gifu/articles/NGY201303200017.html

全文は添付の記事をお読み下さい。

「7漁協で開門調査に向けた嘆願書を提出したい」と言われた漁協の方の言葉が
とても心強かったです。アユに対する参加者全員の熱い気持ちがひしひしと伝わるとても
いいシンポでした。市民学習会の皆様ありがとうございました。

3.19 内ケ谷ダム転流工予算編成抗議声明

3月19日、長良川流域6市民団体で内ケ谷ダム転流工予算編成に抗議する声明を発表しました。抗議文は以下のとおりです。

2013年3月19日
内ケ谷ダム 転流工事予算編成に抗議する

長良川市民学習会
板取川自然探索・山童
NPO法人ギンブナの会
河口堰に反対し長良川を守る岐阜県民の会
長良川河口堰建設に反対する会・岐阜
長良川水系・水を守る会

岐阜県は平成25年度予算編成において、内ケ谷ダム建設について前年予算の約3倍の11億5300万円(国庫6億2810万円、県債5億2490万円)の事業費を計上し、平成27年度本体工事着手のために河川を一時的に切り替える転流工の着手を明らかにした。
内ケ谷ダムは、2009年からの全国84箇所の再検証ダムとして、2010年から再検証に付された。しかし、設置された「検討の場」は、「結論ありき」の中身の薄い議論に終始した。県民からは自然豊かな渓谷の破壊に反対する声、治水の効果に疑問の意見、厳しい県財政のもとでの巨額な事業費支出の心配などが多く寄せられた。私たちは、事業推進の立場だけでなく批判する専門家を入れた検討会の開催や県民参加の議論の場を求め「一時踏みとどまって事業を検討する」ことを要請してきたが、見切り発車で事業継続が「承認」された。
この度の予算編成の内容は、これらの県民の疑問・不安に挑戦するもので見逃すことはできない。とりわけ内ケ谷の心臓部にナイフを突き刺すともいえる転流工事の着手を予定した予算に耐えがたい苦しみと怒りを感じる。
予算では大盤振る舞いの岐阜県支出5億2490万円が計上されたが、これは全額県債つまり借金で私たちや次世代に負担がまわされる。次世代に残さなければならないかけがいのない内ケ谷の自然環境を破壊して、次世代に借金をツケまわすという恥ずかしい行為は認められない。起債許可団体に転落した県財政危機のもとで県民は「行財政改革アクションプラン」による福祉医療費の大幅削減・行政サービスの低下に我慢させられてきた。その我慢をアダで返すこの度の「清流破壊の借金」予算に怒りを持って抗議する。
また、予算では事業完成予定を平成37年度とし、先の「検討の場」で提起した平成39年度より2年早めているが、安倍政権の「人よりコンクリートへ」路線の先頭を突っ走ろうというのか。目先のカネで目をくらませ貴重な県土の自然、長良川の清流の源を破壊する内ケ谷事業予算編成に断固抗議する。
私たちは一時踏みとどまって事業を再検証し、真の『清流の国ぎふ』づくりにふさわしい県土づくりを求める。
以上。

第6回愛知県長良川河口堰最適運用検討委員会を傍聴しましょう

本日愛知県は第6回愛知県長良川河口堰最適運用検討委員会の開催を発表しました。
発表内容は以下のとおりです。みなさん速やかに傍聴申請しましょう。

http://www.pref.aichi.jp/0000059354.html

1. 開催日時等
日時:平成25年3月27日(水) 午後1時00分から
場所:愛知県東大手庁舎 4階 409会議室
    (愛知県名古屋市中区三の丸3丁目2番1号) 
議題:これまでの検討状況について

2. 傍聴申込方法
 会議は原則公開で行います。傍聴をご希望の方は、傍聴要領を確認し、傍聴申込書に必要事項をご記入の上、電子メール又はFAXでお申し込みください。
 傍聴人の定員は50名(先着順)です。定員になり次第、締め切らさせていただきますので、あらかじめご了承ください。なお、定員を超えた後に申込みをされた方には、ご連絡致します。
 申込締切:平成25年3月21日(木)午後5時まで

3/24 第23回山川里海セミナーが開催されます。

みなさま
3月24日(日)日本福祉大学鶴舞校舎にて第23回山川里海セミナーが開催されます。
長良川市民学習会から武藤が「長良川河口堰と河川環境」の報告をさせていただきます。伊勢三河湾流域から様々な取り組みが報告されますので是非ご参加ください。(武藤)
http://www.isemikawa.net/




「長良川河口堰と塩害・洪水」50人を超える市民がじっくり勉強

3月2日(日)ハートフルスクエアGにおいて勉強会「長良川河口堰と塩害・洪水」を開催しました。定員50名を超える市民の参加でじっくり勉強しました。河口堰問題を20年以上取り組んできた方もこんな「でたらめ」でことが進んできたのかと怒りでいっぱいの質問意見が続出しました。
以下、講師の一人である今本先生のレジュメから

長良川河口堰はやはりつくるべきでなかった
今本博健

 とくに強調したいことをまとめておく。
 長良川河口堰の経緯を調べて驚くのは、これほどの大事業にもかかわらず、計画段階での技術的検討がきわめて不十分であり、着工後に示された説明には重大な疑義があることである。
 59年の中部地建企画室の「河口ダム構想」に端を発した「河口堰計画」は、69年の工事実施基本計画に位置づけられたことで、建設方針が確定した。
 河口堰建設の論拠は「計画流量を安全に流下させるには河道浚渫が必要である」および「浚渫すれば塩水が遡上するので河口堰で止める必要がある」の2点であるが、構想段階で示されたのは、63年の総体計画に治水のために必要な浚渫量が約1300万m3ということだけである。しかもその算定根拠は示されず、算定に必要な水位計算がなされたかすら定かでない。
 建設方針確定後の73年に計画粗度係数を用いて計算した70年河道と計画河道の水位比較が公表されたが、76年洪水では破堤したものの水位は計画高水位を大きく下回ったことが水位計算に不信をもたせることになった。74年には浚渫前後における塩水遡上のシミュレーション結果が公表されたが、実測データを伴わず、説得力に欠けた。
 このように、事業者は説明責任を十分に果たさないまま河口堰計画を推進し、88年に堰本体の着工をした。このことに安心したのか、以後、調査結果の公表がやや多くなった。
 89年に岐阜県庁玄関ホールに浚渫前後の水位計算結果が数値入りで展示されたが、72年河道を対象として計画粗度係数を用いて計算したものであった。
 90年2月に「長良川下流部の流下能力は6400m3/s、残る必要浚渫量は約1500万m3」と記者発表したが、このときの87年河道を対象とした水位計算が大問題となった。粗度係数として76年洪水において最高水位に到達したときのものを用いたとしているが、実測値から算定したものではなく架空のいわば捏造したものを用いていたのである。
 76年洪水の粗度係数は84年に不定流計算で算定されていた。しかし、それを用いると計画水位を超えない。そのため捏造した粗度係数を用いたものの、それが暴露することを恐れ、記者発表後の4月に76年の第4波を対象に算定した。算定には不等流計算を用いているが、それを許したとしても、水位観測所での水位の代わりに痕跡水位を用いたり、第4波に対してのみ貯留関数法で推定した伊自良川の合流量や河道貯留量を考慮するなどの不自然な操作をしており、到底信頼できるものではない。捏造した粗度係数に一致させたとの不信感が払しょくされない。
 しかし、事業者はこの粗度係数による水位計算で河口堰の建設が正当であると主張し、批判には耳を貸さなかった。
 だがこの主張は、04年の洪水が事業者の予測値を大きく下回ったことで、もろくも崩れた。河口堰建設の根拠とされた大規模の河道浚渫は必要でなかったのである。
 塩水の遡上予測についても疑問が多い。塩水が遡上したからといって直ちに塩害に結び付くわけではなく、逆に汽水域が失われたことによる環境への影響は無視できない。
 利水についても代替の可能性がすでに別に示されている。
 結局、できてからも当初の役割を果たしておらず、河口堰はやはりつくるべきでなかったとしかいいようがない。

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長良川に徳山ダムの水は要らない・・・木曾水系連絡導水路に疑問を呈す市民団体です。

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