3月2日(土)「長良川河口堰と塩害・洪水」勉強会を開催します。

1月15日に開催された愛知県長良川河口堰最適運用検討会での塩害議論はとても分かりやすく有意義でした。
塩害・洪水について新しい情報・知見も出てきました。じっくり勉強したいと思います。今後、関係の行政やマスコミにも知らせていく必要がある重要なテーマです。しっかり勉強できるよう50人規模の会としました。永い間河口堰問題を取り組んできた人にも目からうろこの勉強会となるでしょう。是非ご参加ください。

タイトル 「長良川河口堰と塩害・洪水」勉強会
3月2日(土)午後1:30〜4:30  ハートフル研修室50
参加費500円
講師 今本博健 京大名誉教授
   在間正史 元長良川河口堰建設差止裁判弁護士
@国・事業者の塩水遡上予測は間違っていた(今本・在間)
A洪水対策に河口堰は必要なかった(今本)
Bコメント・討論(粕谷)

以上。

1月22日 長良川河口堰調査検討会に要請書提出

本日、長良川市民学習会として長良川河口堰調査検討会河村三郎議長・委員あて要請書を事務局である岐阜県河川課に提出しました。
要請文は以下のとおりです。
                        2013年1月22日
長良川河口堰調査検討会
議長 河村 三郎  様
委員各位
長良川市民学習会
代表 粕谷志郎

平成24年度 長良川河口堰調査検討会開催にあたっての要請書

 貴調査検討会の永年にわたる長良川河口堰調査検討のご努力に敬意を表します。

 長良川河口部に巨大な堰を建設する、という計画を耳にしたとき、岐阜県民の多くが長良川河口堰による長良川の変化に不安と懸念を覚えました。河口堰が建設され、運用が開始された後、「河口堰ができてから、長良川は昔の姿と大きく違ってしまった。不安は的中した」との声は高まりこそすれ、消えていません。事業者はさまざまなモニタリング調査の値を示して「変化は想定内、長良川の環境は悪化していない」と説明していますが、不安と疑念は払拭されていません。
 1993年に貴調査検討会が設置され、以後20年の長きにわたって、県民調査が行われ続け、多くの意見が貴検討会に寄せられてきました。県民の多くが長良川河口堰に抱いている不信がその背景にありました。
 他方、この20年の間に、生態系の認識は深まりました。2010年の「豊かな海づくり大会」開催などを通じて、伝統ある鵜飼に象徴される長良川の価値の大きさが県民に広く認識されてきています。
 川と海との繋がりをとり戻し、清流を復活させたい、と多くの県民が熱望しています。そのための第一歩として河口堰「開門調査」は不可欠です。
 貴調査検討会は、これまでの蓄積を踏まえて、県民の願いに応えるべく、今一歩前に踏み出すときが来ているのではないでしょうか。
 現在、愛知県は、長良川河口堰最適運用検討委員会及び長良川河口堰に関する合同会議準備会を設置し、「開門調査」実施にむけて努力しています。私たちは、長良川の環境に関する最大のステークホルダーである岐阜県が率先して「開門調査」に踏み出すことを期待し、平成24年度長良川河口堰調査検討会において以下のことを要請いたします。



1 平成24年度長良川河口堰調査検討会において、愛知県長良川河口堰検証委員会報告書ならびに同専門委員会報告書の作成者の出席を求め、説明・意見交換の場の設置すること。
2 愛知県知事の「合同会議」設置提案に応え、貴職が賛同の意思を表明すること。
3 県民に開かれた調査検討会とするため、かつての汽水域回復につながる「開門」を主張する専門家の出席を求め意見を聴くこと。状況に合わせ傍聴者の発言を許可すること。
以上。

1月17日 「導水路撤退」を愛知県、名古屋市に要請

 「導水路はいらない!愛知の会」の呼びかけによる「導水路撤退」愛知県、名古屋市要請、宣伝行動および県政記者クラブでの記者会見がありました。丸一日の行動ながら、11名の参加がありました。みなさまご苦労様でした。

 「導水路見直し」を共同マニュフェストに掲げた大村、河村コンビが当選してから2年経ったのになんのアクションも起こさないこと(マニュヘスト破り)に対するものです。私たちは@撤退ルールに基づき導水路事業から撤退することA「導水路事業検討の場」において事業中止の立場を示すことを要請しました。

 愛知県土地水資源課では、中根主幹他2名が対応しました。
 @については裁判で係争中だからノーコメント。Aについては、「国の動き待ち」でなんら主体的な動きを取る姿勢は見られませんでした。

名古屋市上下水道局では、園部計画部長他3名が対応しました。
@について、市長が呼び掛けた平成21年8月の公開討論会で当局が提示した「撤退すれば111億円の負担」を暗示するプレゼンについて根拠を問いただすと、「国からもらった情報で根拠は知らない。」と全く無責任な返答。当局は撤退する気がないから真剣に考えたことも無いようでした。Aに関しては、木曽川だけではリスクに対応できない。想定外の渇水に対応するためにも導水路は必要だ!と力説しました。現実の水需給状況と水をめぐる情勢から乖離した名古屋市の水源施策を説明できず、ついに「想定外」という逃げ道に走り出しました。「想定外」の言葉を使ってこれからも限りなく水源開発を目指すのでしょうか?(武藤仁)

1月11日 日韓環境情報交流会

 2010年に愛知県で行なわれたCOP10(生物多様性締約国会議)に韓国から参加したみなさんと交流が始まり,昨年6月「よみがえれ長良川!よみがえれ伊勢湾!」の実行委員会が主催で「韓国4大河川事業視察と交流の旅」が実現しました。
(詳しくはHP内のNEWS10号,dataroom/pdf/2012061518ーkankokushisatsu-houkoku.pdf 参照)
今回は韓国から6名の方たちが,11日から14日まで4日間の予定で長良川河口堰,淀川,荒瀬ダムなど日本の河川の調査に来日されました。

 11日は中部国際空港まで武藤さんが出迎え,河口堰へ。赤須賀漁港のはまぐりプラザで昼食後,山内克典先生たちの案内で船で河口堰周辺で川底調査,堰上流部で芦原調査などを行いました。その後、藤前干潟の稲永ビジタ–センターに移動し,情報交流会を行ないました。ここでの参加者は20数名。はじめにペ・ヨングンさん(緑色法律センター副所長・弁護士)から韓国の4大河川事業について報告が行なわれました。

 李明白前大統領政権が行なった「グリーンニューディール」事業は韓国の4つの大河川(ハン川,ナクトン川,ヨンサン川,クン川)の中流地域の川底を浚渫し,途中に16の堰やダムを建設するもの。2008年12月に発表され,2009年6月に工事計画全体が公示され,11月に工事に着手。2011年11月には僅か3年という短期間でこの大公共事業が終了した。環境アセスメントは僅か数ヶ月で終了。工事の結果,比較的浅い川底の川が6メートルの深い水路のようになってしまった。完成後すぐにアオコが発生し,魚が大量死,渡り鳥が減少するなど生態系に深刻な影響が表れている。ハンガン(川)は3000万人の飲料水であり影響が心配である。本流に流れ込む支流で洪水が発生したり,堤防内に浸水したりする影響もでている。2009年に提訴の裁判は下級審では敗訴,現在は最高裁判所の判決を待つところとのこと。
 この報告の後,「藤前干潟を守る会」の亀井さんから,藤前干潟が守られた経緯,現在の状況について報告があり,その後意見交換をしました。

 4大河川事業に反対する運動や現在の状況は?
  ー専門家もいたし,裁判もやったが途中で法律や手続きを変更し,あっという間にやってしまった。マスコミに対する締め付けもあった。
 4大事業に対して国民の反応は?
  ー経済の活性化に期待した人も多かった。地域の人達に川を守るという力が弱かった面がある。しかし政府内でも問題が指摘されてはいる。

 韓国側からは,藤前干潟は保全に成功したのに,河口堰はなぜ成功しなかったのか? 長良川の隣の揖斐川になぜ河口堰を造らなかったのか?
河口堰反対の裁判はあったのか,どのような裁判だったのか? 日本の環境運動の参加者はどうして年配の方(高齢者)が多いのか? などという質問も。韓国の参加者は女性3名を含めいずれも若々しい20代から40代。我々もかつては若者だったけれど,と苦しい?!返答。これは私達にとって大きな課題です。
 両国の環境が少しでも良くなるよう,今後も交流を続けていければと願っています。   (文責 田中万寿)

第5回愛知県長良川河口堰最適運用検討委員会が1月15日に開催されます。

皆様

標記委員会が1月15日13:00から開催されます。

本日1月4日から傍聴申込の受付が始まっています。先着50名です。下記サイトです。

http://www.pref.aichi.jp/0000057252.html

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長良川に徳山ダムの水は要らない・・・木曾水系連絡導水路に疑問を呈す市民団体です。

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